【マレーシア】百均「こものや」のワッツ、フランチャイズ免許取得

【プトラジャヤ＝マレーシアBIZナビ】　100円ショップ大手のワッツ（本社・大阪市）は23日、マレーシアにおけるフランチャイズ展開にむけたライセンスを国内取引共同組合消費者行政省から授与された。これまでワッツは国内のすべての店舗を直営していた。

ワッツが取得したのは外国籍企業がマレーシア国内で、フランチャイズ契約に基づいてフランチャイズ展開をするために必要なライセンスで、これによって国内100％出資のマスターフランチャイジー（総代理店）を指名する必要がなくなる。ワッツが100％出資する現地法人、ワッツ・ハリソンズが商品提供などのマネジメントを行なう。フランチャイズ・ライセンスに基づきフランチャイズ契約を結んだ末端の加盟店は、政府から低金利融資を受けられるなどの恩恵を受けることができるメリットがある。

ワッツ・ハリソンズの稲田敏之ダイレクターによると、 すでに１―２件のフライチャイズ契約に向けた交渉に入っている。早ければ年内にフランチャイズ１号店を開店する予定で、来年は6店舗程度の出店を目指す。イポーやジョホールバル、クアンタンなどの首都圏以外の中核都市、サバ・サラワク州での展開を見込んでいる。

ワッツは2013年11月に「IOIモール」にマレーシア1号店をオープンしたのを皮切りに、2014年4月に「クラン・パレード」2号店、7月に「ミッドバレー・メガモール」に3号店、10月に「クイル・モール」に4号店を開設。昨年は7月に「タイムズ・スクエア」に5号店、10月にプトラジャヤの「アラマンダ・モール」内に6号店、2016年2月にセランゴール州スバンジャヤUSJの「ダーメン・ショッピング・モール」内に7号店をそれぞれオープンしている。

提供：アジアインフォネット

 

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