【マレーシア】中国への輸出関税、2018年に完全撤廃へ＝通産相

【南寧・中国】　中国と東南アジア諸国連合（ASEAN）が共同で開催する博覧会に出席するために中国・南寧を訪問したオン・カチュアン通産相は11日、中国向けの輸出関税を2018年以降、全面撤廃すると発表した。

同相は、非関税障壁の撤廃によりマレーシアから中国に輸出される製品の動きが自由化されるとし、今後に期待すると表明した。

中国・ASEAN自由貿易協定（CAFTA）の締結を受け、マレーシアから中国に輸出される製品の96％で関税が撤廃されている。2018年から関税が関税に撤廃されることでインターネットを通じた電子商取引がさらに活発化すると見込まれている。

同相は、トルコとマレーシアが先ごろ締結したFTAにより、トルコへのマレーシア製品の輸出は123％増えたと指摘。電子商取引を通じさらに増えると見込んでいると述べた。
（ボルネオ・ポスト、ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月12日）

提供：アジアインフォネット

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