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【フィリピン】<比いすゞ好調続く、4月の販売台数54%増加>4カ月間で38%増の8,798台、工業会シェア4位

  いすゞフィリピン(IPC)の販売が好調である。2016年4月の販売台数は前年同月比54%増の2,219台に達し、3月に記録した月間記録2,437台に続いての好結果となった 。

 個別での最高販売モデルは、スポーツ多目的車(SUV)「mu-X」の983台。以下、アジア仕様多目的車(AUV)「クロスウインド」479台、小型トラック「Nシリーズ(エルフの海外仕様車)」355台、ピックアップ・トラック「D-MAX」338台などと続く。

 IPCの年初4カ月間の累計販売台数は前年同期比37.5%増の8,798台で、フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック工業会(TMA)加盟企業(工業会加盟企業)におけるシェアは8.5%となり、トヨタモーター・フィリピン(TMPC)の41.5%、三菱モータース・フィリピン(MMPC)の18.6%、フォード・モーター・フィリピンの10.6%に次ぐ4位となっている。

 フィリピンの自動車専門誌などによると、次期大統領に就任しつつあるダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏は、いすゞの「Mu-X 」と「D-Max」を使用しているとのことである。ダバオ市の職員の公用車もいすゞの「クロスウインド」かトヨタの「アバンサ」とのことでもある。

 なお、IPCの主要株主は、いすゞ自動車と三菱商事でともに35%出資している。IPCの設立は1995年8月、同年にフィリピンでの工場起工式を執り行い、1997年に正式落成、生産を開始した。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

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